電気の安全・安定供給 離島への電力供給 |
海底ケーブルによる離島への電力供給
発電所がない離島には、海底ケーブルを使って電気をお届けしています。
海底ケーブルは、経年劣化やさまざまな外的要因により損傷することがあります。海底ケーブルが故障すると、離島はすべて停電になり、復旧にも時間がかかります。入念な点検や損傷した箇所の修復を行い、停電が起きないように努めています。
天売島への電力供給
北海道の日本海沿岸に浮かぶ天売島。天売島には、島の東側に位置する焼尻島で発電した電気を、長さ約5.5kmの海底ケーブルを使って送っています。
海底ケーブルの点検
新たな海底ケーブルの布設作業
厚岸町小島への電力供給
北海道の東部に位置する厚岸町の「小島」(こじま)は、太平洋に浮かぶ離島。昆布漁の時期のみ小屋などで電気を使用しており、長さ約1.4kmのケーブルを使って本土から電気を送っています。
年に1度の海底ケーブル点検時には、「小島」に設置している配電設備(電柱、変圧器)の点検も合わせて行っています。
設備点検のため、船で「小島」に向かう
「小島」での設備点検