電気の安全・安定供給 安定供給の取り組み |
都道府県のなかで最も広い北海道。日本の面積の約22%を占めています。
【北海道と日本の面積比較】
広大・積雪寒冷という厳しい環境のなかで、当社は24時間365日、お客さまへ電気を安定してお届けできるよう適切な設備保全を実施し、停電事故の減少に努めています。
また、台風や暴風雪などにより停電が発生した際は、現地に社員が急行して復旧作業にあたります。長時間の停電が予想される場合には、移動発電機車を出動させ応急送電を行うなど、早期に停電を解消できるよう努めています。
【年間停電回数・時間の推移】
当社を含め、日本は海外と比較しても停電回数が少なく、また停電時間も短くなっています。
【停電回数の海外比較】
【停電時間の海外比較】
電柱を倒壊させた木の除去作業
切れた配電線の復旧作業
停電の未然防止や災害時の迅速な復旧に取り組む社員の姿については、以下をご覧ください。
北海道と本州は、当社が所有している「新北海道本州間連系設備(新北本連系設備:容量30万kW)」および電源開発送変電ネットワーク(株)が所有している「北海道・本州間電力連系設備(北本連系設備:容量60万kW)」という地域間連系線でつながっており、どちらかで電気が不足したときなどに、電気のやりとりができるようになっています。
現在、当社では電力広域的運営推進機関が策定した北海道本州間連系設備に係る広域系統整備計画に基づき、新北本連系設備をさらに30万kW増設する計画を実施中です(詳細は、以下の電力広域的運営推進機関ホームページを参照願います)。
別のウィンドウで開きます。北海道本州間連系設備に係る計画策定プロセス(電力広域的運営推進機関ホームページ)
【北本連系設備・新北本連系設備のルート】
新北本連系設備について、詳しくは以下をご覧ください。
電気の道を守る
発電所で作られた電気は、送電線や変電所、配電線などの電力流通設備を通して、お客さまにお届けしています。また、中央給電指令所は、お客さまの電気の使用量の変化に合わせて各発電所の発電量を調整する司令塔としての役割を担っています。
ここでは、「電気の道」である流通設備を守る取り組みの一部をご紹介します。