プレスリリース 2022年度 2022年度冬季の電力需給見通しについて |
2022年11月1日
2022年度冬季(以下、「今冬」)の電力需給見通しについては、電力広域的運営推進機関の「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」および経済産業省の「総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会」の下に設置された「電力・ガス基本政策小委員会」で検証が進められ、本日、政府において「2022年度冬季の電力需給対策」が決定されました。
北海道エリアの今冬の需給見通しは、供給予備率が最も低い1月で、供給力585万kW、最大電力542万kW、供給力と最大電力の差である供給予備力は43万kW、供給予備率は7.9%となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しです。
12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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供給力[万kW] | 592 | 585 | 586 | 560 |
最大電力(厳寒H1)※[万kW] | 517 | 542 | 542 | 499 |
供給予備力[万kW] | 75 | 43 | 44 | 61 |
供給予備率[%] | 14.4% | 7.9% | 8.1% | 12.1% |
※厳寒H1:2018年度並みの厳寒における1日最大電力
厳寒時に発電設備の大規模な計画外停止の発生を想定した場合の需給状況についても確認しており、その場合でも、北本連系設備からの受電等により、電力の安定供給に必要な最低限の供給予備率3%以上を確保できる見通しです。
しかしながら、先行き不透明な燃料情勢や全国の厳しい需給見通しを踏まえ、当社は、国・電力広域的運営推進機関や各エリアの一般送配電事業者と連携して今冬の電力の安定供給に向けた取り組みに努めるとともに、引き続き適切な設備保全や電力需給状況の情報発信等に取り組んでまいります。
皆さまにおかれましては、無理のない範囲で、節電へのご協力をお願いいたします。
【添付資料】
- PDFファイルを開きます。北海道エリアの2022年度冬季の電力需給見通しについて [PDF:576KB]