プレスリリース 2021年度 電力スマートメーター通信ネットワークを活用した「水道自動検針の実証試験の共同実施」について |
2021年8月3日
北海道電力ネットワーク株式会社
旭川市水道局
北海道電力ネットワーク株式会社(代表取締役社長:藪下 裕己、以下「北海道電力NW」)と旭川市水道局(水道事業管理者:木口 信正)は、本日、電力スマートメーター通信ネットワークを活用した、水道事業に係る「自動検針実証試験の共同実施に関する覚書(以下、「本覚書」)」を締結しました。
本覚書は、両者が2021年12月から2022年5月までの期間、自動検針による水道事業の効率化効果の検証等を目的に、北海道電力NWが保有する電力スマートメーターの通信ネットワークを活用した水道自動検針の実証試験に取り組むものです。
実証試験では、同市の市街地や郊外の住宅および公共施設(合計約90件)の水道メーターの隔測表示器※に通信端末を設置し、メーターの指針値や漏水等のアラーム情報を定期的に取得できることを確認します。また、これらの情報を基に検針業務の効率化、漏水等連続出水の確認や様々な住民サービスへの活用についても検証します。
北海道電力NWは、今後も保有する技術・設備を活用しながら、北海道の皆さまと共に新たな価値を創り上げる「共創」の考え方に基づき、電力スマートメーターネットワークを活用した自動検針サービスの事業化について検討していくとともに、地域経済の発展への貢献や社会的な課題の解決に努めてまいります。
旭川市水道局は、安全安心な水道水を安定して供給しつづけるために、新たな技術導入も試みながら、今後も効率的で効果的な経営に努めてまいります。
※水道メーターが計量した水道使用量を地上で表示する付属装置
【別紙】
- PDFファイルを開きます。実証試験の概要について [PDF:259KB]