プレスリリース 2020年度 2020年度夏季の電力需給実績および冬季の電力需給見通しについて |
2020年10月27日
電力広域的運営推進機関が本日開催した「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」において、北海道エリアにおける2020年度夏季(以下、「今夏」)の電力需給実績および冬季(以下、「今冬」)の電力需給見通しが示されましたので、お知らせいたします。
今冬の需給見通しにつきましては、経済産業省の総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会「電力・ガス基本政策小委員会」で確認され、2020年度冬季の電力需給対策が取り纏められる予定です。
- 今夏の電力需給実績について
今夏の最大電力は、2020年8月28日の431万kWとなり、夏季を通じて見通し(7・8月:446万kW、9月:413万kW)を下回って推移しました。
また、電力の使用状況を示す使用率は概ね90%以下で推移し、夏季を通じて安定供給を確保することができました。 -
今冬の電力需給見通しについて
電力広域的運営推進機関による今冬の需給見通しは、供給予備率が最も低い1月で、供給力566万kW、最大電力541万kW、供給力と最大電力の差である供給予備力は25万kW、供給予備率は4.7%となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しです。12月 1月 2月 3月 供給力[万kW] 579 566 575 527 最大電力(厳寒H1)※[万kW] 524 541 541 473 供給予備力[万kW] 55 25 34 55 供給予備率[%] 10.5% 4.7% 6.3% 11.6% ※厳寒H1:2018年度並みの厳寒における1日最大電力
また、厳寒時に発電設備の大規模な計画外停止の発生を想定した場合の需給状況についても確認しており、その場合でも、北本連系設備からの受電等により、電力の安定供給に必要な最低限の供給予備率3%以上を確保できる見通しです。
当社は、北海道における電力の安定供給に向け、引き続き適切な設備保全等に努めてまいります。
お客さまにおかれましては、電気の効率的なご使用にご理解・ご協力いただき厚くお礼申し上げますとともに、引き続きのご協力をお願いいたします。
【添付資料】