プレスリリース 2020年度 2019年度冬季の電力需給実績および2020年度夏季の電力需給見通しについて |
2020年5月18日
電力広域的運営推進機関が5月15日に開催した「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」において、北海道エリアにおける2019年度冬季(以下、「昨冬」)の電力需給実績および2020年度夏季(以下、「今夏」)の電力需給見通しが示されましたので、お知らせいたします。
今夏の需給見通しにつきましては、経済産業省の総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会「電力・ガス基本政策小委員会」で確認され、2020年度夏季の電力需給対策が取り纏められる予定です。
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昨冬の電力需給実績について
昨冬の最大電力は、2020年2月6日の516万kWとなり、冬季を通じて見通し(12月:519万kW、1・2月:542万kW)を下回って推移しました。
また、電力の使用状況を示す使用率は概ね90%以下で推移し、冬季を通じて安定供給を確保することができました。
節電のご協力にあらためてお礼申し上げます。 -
今夏の電力需給見通しについて
今夏の需給見通しは、供給予備率が最も低い7月で、供給力529万kW、最大電力446万kW、供給力と最大電力の差である供給予備力は83万kW、供給予備率は18.5%となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しです。7月 8月 9月 供給力[万kW] 529 554 567 最大電力(猛暑H1)※[万kW] 446 446 413 供給予備力[万kW] 83 107 154 供給予備率[%] 18.5% 24.1% 37.3% ※猛暑H1:2019年度並みの猛暑における1日最大電力
また、電力広域的運営推進機関が連系線の活用等を考慮して評価した結果においても、北海道エリアを含む全国で電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しとなっています。
当社は、北海道における電力の安定供給に向け、引き続き適切な設備保全等に努めてまいります。
お客さまにおかれましては、今後とも電気の効率的なご使用へのご協力をお願いいたします。
【添付資料】