プレスリリース 2022年度 国内 外食企業初となる『ZEB』の実現について |
2023年1月17日
当社は、株式会社トリドールホールディングス(本社:東京)が展開する讃岐うどん専門店「丸亀製麺 鈴鹿店」のZEB※1化を提案してきましたが、同店舗が国内の外食企業では初となる『ZEB』(一次エネルギー消費削減率100%以上の建築物)※2を達成し、1月18日よりグランドオープンしますので、お知らせします。
本物件は、高性能な断熱材や窓、電気式ヒートポンプや全熱交換器による空調・換気システム、電気式ヒートポンプ給湯器や制御機能付LED照明といった高効率機器の採用により、徹底的に建物の省エネ化を図っています。さらに、太陽光発電パネルを屋根・庇・カーポートに設置し、消費エネルギー量を上回るエネルギーを創出することで、1次エネルギー消費削減率106%を達成しました。
本物件のZEB化にあたり、飲食店のエネルギー消費実態を踏まえた省エネ手法の提案や設計への助言を行ったことにより、高い省エネ性を確保したうえで、店舗の快適さや商品の品質を維持するといった飲食店特有の課題を克服しています。
当社は、引き続き、これまで培ってきたエネルギー利用に関するノウハウと最新の知見を活用し、グループを挙げて幅広い業種のお客さまの脱炭素の取り組みをサポートしてまいります。
- ※1: ZEBとは、快適な室内環境を保ちながら、高断熱化・日射遮へい・自然エネルギー利用・高効率設備などによる省エネと、太陽光発電などによる創エネにより、年間で消費する一次エネルギー消費量がゼロ、あるいは概ねゼロとなる建築物のこと。
- ※2: 削減率の達成状況に応じて、『ZEB』(100%以上)、Nearly ZEB(75%以上)、ZEB Ready(50%以上)、ZEB Oriented(建物の用途により30または40%以上)に分けられる。達成状況は、国交省の指針に基づく第三者認証が必要で、同施設は2022年12月に『ZEB』の認証を取得。
名称 | 丸亀製麺 鈴鹿店 |
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店舗所在地 | 三重県鈴鹿市白子四丁目3715番、3716番1 |
用途 | 飲食店 |
延床面積 | 197m2 |
階数 | 地上1階 |
エネルギー消費削減率 | 106% |
施主 | 株式会社トリドールホールディングス |
ZEBプランナー | 北海道電力株式会社 |
開店 | 2023年1月18日 |
丸亀製麺 鈴鹿店 店舗イメージ
BELS認証マーク
名称 | 業種 | エネルギー消費削減率 |
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IKEUCHI GATE | 複合施設 | 63% |
(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画 | 複合施設 | 51% |
江別 蔦屋書店 C棟 | 商業施設 | 72% |
メガセンタートライアル伏古店 | 商業施設 | 67% |
前田住設本社ビル | オフィスビル | 82% |
エムズ・インダストリー株式会社 社屋 | オフィスビル | 76% |
北開水工コンサルタント本社社屋 | オフィスビル | 55% |
北海道電気保安協会札幌中央事務所 | オフィスビル | 52% |
下川町森林組合事務所 | オフィスビル | 51% |
S.Pホールディングス新社屋 | オフィスビル | 50% |
株式会社北王 社屋 | オフィスビル | 50% |
とうや湖鶴雅リゾート 洸の謌 | ホテル | 51% |
美幌町役場庁舎 | 公共施設 | 57% |
奥尻町総合庁舎 | 公共施設 | 55% |
大樹町役場庁舎 | 公共施設 | 54% |
丸亀製麺 鈴鹿店 | 飲食店 | 106% |
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