プレスリリース 2019年度 2018年度冬季の電力需給実績および2019年度夏季の電力需給見通しについて |
2019年4月19日
3月20日および本日、電力広域的運営推進機関が設置する「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」において、北海道エリアにおける2018年度冬季(以下、「昨冬」)の電力需給実績および2019年度夏季(以下、「今夏」)の電力需給見通しが示されましたので、お知らせいたします。
- 昨冬の電力需給実績について
昨冬の最大電力は、記録的な低気温となった2019年2月8日に発生し、暖房需要の稼働増加などから、見通し525万kWを上回る542万kWとなりました。
電力の使用状況を示す使用率は90%以下で推移し、冬季を通じて安定供給を確保することができました。節電のご協力にあらためて厚くお礼申し上げます。 -
今夏の電力需給見通しについて
今夏の需給見通しは、供給予備率が最も低い7月で、供給力493万kW、最大電力442万kW、供給力と最大電力の差である供給予備力は51万kW、供給予備率は11.6%となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しとなりました。7月 8月 9月 供給力[万kW] 493 521 502 最大電力(猛暑H1)※[万kW] 442 442 424 供給予備力[万kW] 51 80 77 供給予備率[%] 11.6% 18.1% 18.3% ※猛暑H1:2010年度並みの猛暑における1日最大電力
また、電力広域的運営推進機関が連系線の活用等を考慮して評価した結果においても、北海道エリアを含む全国で電力の安定供給に最低限必要な供給予備率である3%以上を確保できる見通しとなっています。
当社は、北海道における電力の安定供給に向け、引き続き発電設備や送変電設備の保守・点検や電力需給に関する情報発信などに取り組んでまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き無理のない範囲での節電にご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。
【添付資料】
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