プレスリリース 2018年度 苫東厚真発電所2号機の復旧見通しについて(第4報) |
2018年9月20日
当社は、9月6日に発生した北海道胆振東部地震により緊急停止した苫東厚真発電所について、被害状況の点検を進めております。
今般、発電設備の被害状況が確認できた箇所について、設備の状況と復旧時期の見通しを取りまとめましたので、お知らせいたします。
主な損傷状況・補修予定 復旧見通し 2号機
- ボイラー管11本の損傷
- 9月16日の週に損傷管の取替ならびにその後の健全性を確認する水圧試験を実施予定
10月中旬以降
苫東厚真発電所2号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:60万kW、使用燃料:石炭)については、その後のボイラー内部の点検により、新たにボイラー管1本の損傷を確認したことから、損傷管12本の取替を行いました。9月16日には水圧試験を実施し、ボイラーの健全性を確認したところです。
本日以降、段階的に発電出力を上げながら試運転を行ってまいります。各機器の健全性に問題がなく、ボイラー内の水や蒸気の性状を確認するなど、すべての工程が順調に進めば、来週前半にも復旧できる見込みです。
今後の作業進捗により苫東厚真発電所2号機の復旧見込みが大きく変更となる場合、または実際に復旧した際には、あらためてお知らせいたします。
苫東厚真発電所4号機につきましては、引き続き、早期復旧に向けた各機器の点検作業を実施しており、1日も早い復旧を目指してまいります。
当社は、より一層の電力の安定供給に向け、地震で被害を受けた設備の早期復旧を着実に進めてまいります。
皆さまにおかれましては、引き続き、「無理のない範囲での節電」にご理解・ご協力をお願いいたします。