「地球温暖化」という言葉は聞いたことがあるじゃろ?これはカンタンに言うと、地球がどんどんあたたまってしまう病気のことなんじゃよ。
石油や石炭などを燃やしたときに発生する二酸化炭素(にさんかたんそ)は、メタンガス、フロンガスなどとともに、「温室効果(おんしつこうか)ガス」とよばれ、赤外線をきゅうしゅうするはたらきがあるのじゃ。
つまり、この温室効果ガスがふえすぎると、赤外線が宇宙(うちゅう)ににげることができずにとじこめられ、地球の気温がどんどん高くなってしまうんじゃな!
石油や石炭などのエネルギーを使いすぎると、空気中の二酸化炭素がふえる!
森林のはかいが進み、二酸化炭素のきゅうしゅう量がへる!
うわあ、大変!これ以上温室効果ガスがふえると、地球がおかしくなっちゃうかも?
海水の量がふえるから、海抜(かいばつ)の低い国などは海にしずんでしまうことも考えられる。
気候が大きく変わり、食料危機(しょくりょうきき)が起きたり、伝染病(でんせんびょう)がふえたりすることも予想される。
地球温暖化をふせぐためには、大気中にある二酸化炭素などをへらす必要があるんじゃ。それにはまず、石油・石炭などの使用を見直したり、二酸化炭素を吸収してくれる森林をふやすなどの努力が必要じゃよ。